アプリケーションの処理過程で作成された一時ファイル (テンポラリファイル) の中には、作業終了後、自動的に消去されない場合があります。 例えば、暗号化されたメールを復号した際に生成された平文のテキストや、インストーラが展開したファイルなどが蓄積されている可能性があります。そのため、情報管理やディスク容量に関して注意が必要です。 一時ファイルが作成されるディレクトリを把握しておくとともに、一時ファイルを定期的に確認し、不要なファイルは削除することをお勧めします。 なお、一時ファイルが作成されるディレクトリに存在するファイルを定期的に削除するプログラムやタスクが OS によって予め備えられていることもありますので、そのようなプログラムやタスクを有効にすることも併せてご検討ください。
Weekly Report 2006-09-13号 に掲載