ブラウザ上に虚偽の警告メッセージを表示するなどして、セキュリティ対策ソフトを装った不審なソフトウェアのダウンロードもしくは購入手続きをさせようとする行為があるため、注意が必要です。 不審な警告やソフトウエアの導入を求められた際には、むやみに操作せず、内容をよく確認するなど、冷静に行動することが大切です。 虚偽の警告メッセージとしては、例えば以下のようなものがあります。 - 「ウイルスに感染しています!」 - 「エラーが発生しました!」 - 「レジストリが壊れています!」 - 「公的機関に監視されています!」 急な警告などで不安になった場合、まずは、意図しない通信が行われないようにするために、LAN ケーブルを抜いたり、無線 LAN を無効にしたりするなどして PC をネットワークから隔離してください。その上で、信頼できるウイルス等検知ソフトウェアを使用して、不審なソフトウェアの有無を確認することをお勧めします。
参考文書(日本語)
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独立行政法人 情報処理推進機構 (IPA)
コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況[7月分]について
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2006/08outline.html
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独立行政法人 情報処理推進機構 (IPA)
コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況[4月分]について
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2006/05outline.html
Weekly Report 2006-08-30号 に掲載