パッチ適用などによるシステムへの仕様変更は以下のような影響を及ぼす可能性があります。 - ライブラリのバージョンアップによるプログラムの互換性の問題 - ネットワークトラフィックの急増 - システムにログインできなくなるなどの認証に関連する不具合 - 設定ファイルの消失、パスの変更などで設定していたパラメータが無効になる - システムの予期せぬリブート したがって実運用環境に変更を加える際には、事前に同じ構成の検証用環境を使用してテストを行うことが望ましいといえます。 実運用環境と同じ検証用環境を持つことが困難な場合、二つの環境の違いを事前に把握しておくことが必要です。これにより不具合が発生した場合に、原因が特定しやすくなります。
参考文書(日本語)
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JPCERT/CC REPORT 2006-08-16 号 [今週の一口メモ]
http://www.jpcert.or.jp/wr/2006/wr063101.txt
Weekly Report 2006-08-23号 に掲載