rootkit や bot などは、ユーザにほとんど気付かれることなくコンピュータに侵入/感染し、機密情報を盗んだり、データを改ざんしたり、更に第三者を攻撃したりします。最近では、このようなソフトウェアによる被害が拡大しており、注意が必要です。 このような被害を完全に防ぐ方法はありませんが、一般的に以下のような方法でリスクを軽減することができると考えられます。 - ウィルス検知ソフトのパターンファイルを最新に維持する - ファイアウォールを導入/有効化する - 「良い」パスワードを設定する - 使用しているソフトウェアを最新版に更新する - セキュリティ上「良い」とされる習慣に従う
参考文書(日本語)
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JPCERT/CC REPORT 2006-02-01号 [今週の一口メモ]
ワクチンソフトを過信しない
http://www.jpcert.or.jp/wr/2006/wr060401.txt
参考文書(英語)
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US-CERT Cyber Security Tip ST06-001
Understanding Hidden Threats: Rootkits and Botnets
http://www.us-cert.gov/cas/tips/ST06-001.html
Weekly Report 2006-02-08号 に掲載